え?正月は凧揚げに付き合えって?はぅう・・・
LinkStation を Linux として使えるようにするには、nas-central にある専用ファームウェアに更新するか、自分で telnetd やシリアルコンソールをセットアップして使えるようにする必要がある。LS-LGLは専用ファームウェアが 使えないので、自分でセットアップせざるをえない。 ということでLS-L500GL を購入後、まずは Windows から一通りセットアップ、固定 IP モードでネットワークを使えるようにする。 次に電源を切ってフタをあけ、HDD を取り出し、SATA をつかえる USB HDD Box に HDD をセットする(かパソコンのSATAコネクタにHDDをつなぐ)。 最後にパソコンの電源をいれて Debian を起動し、取り出した HDD にアクセスする。
まずは /etc/init.d/rcS に /usr/sbin/telnetd という行を加え、telnetdを使えるように する。次に /etc/shadow を書き換え、root と admin のパスワードを削除する。さらに、いくつか足りないコマンドが nas-central から提供されているので get。
% cd /tmp % wget http://downloads.nas-central.org/Uploads/LSPro/Binaries/addons.tar % tar xf addons.tar % cp bin/su /media/usbdisk-1/bin % chmod 4755 /media/usbdisk-1/bin % cp usr/local/bin/wget /media/usbdisk-1/usr/local/bin % cd /media/usbdisk-1/usr/local/binということで必要なファイルは揃ったのでHDDをLinkStationの筐体に戻し、reboot。
telnet すると root に login できた。しかし必要なファイルを wget しようとしても、なぜか DNS がつかえないし default gateway の設定もされてない。しばし /etc を探索したのち、まずは /etc/nsswitch.conf を書き換え。
# cat /etc/nsswitch.conf hosts: files dnsさらに /etc/melco/info にネットワーク関連の設定を書き加える。
# cat>> /etc/melco/info my_dns1=192.168.0.1 my_dgw=192.168.0.1さて、ssh や rsync は linkstation にはもともと入ってないので、どこかから探してくる必要がある。幸いにも Buffaloの公式ソース配布サイトに rsync も ssh もソース+実行バイナリの状態で置いてある。そこで、 ファイルをもらってきて手動でインストールする。
# install ssh wget http://buffalo.jp/php/los.php?to=gpl/storage/ls-lgl/100/openssh-3.7.1p2_arm.tgz tar xzf openssh-3.7.1p2_arm.tgz cd openssh-3.7.1p2 install -m 0755 -s ssh /usr/bin/ssh install -m 0755 -s scp /usr/bin/scp install -m 0755 -s ssh-add /usr/bin/ssh-add install -m 0755 -s ssh-agent /usr/bin/ssh-agent install -m 0755 -s ssh-keygen /usr/bin/ssh-keygen install -m 0755 -s ssh-keyscan /usr/bin/ssh-keyscan install -m 0755 -s sshd /usr/sbin/sshd install -m 0755 -s ssh-rand-helper /usr/sbin/ssh-rand-helper install -m 4711 -s ssh-keysign /usr/sbin/ssh-keysign install -m 0755 -s sftp /usr/sbin/sftp install -m 0755 -s sftp-server /usr/sbin/sftp-server mkdif -p /etc/ssh install -m 0644 ssh_config.out /etc/ssh/ssh_config install -m 0644 sshd_config.out /etc/ssh/sshd_config install -m 0644 moduli.out /etc/ssh/moduli ln -s /etc/ssh/ssh_config /etc/ssh_config ln -s /etc/ssh/sshd_config /etc/sshd_config # key generation ./ssh-keygen -t rsa1 -f /etc/ssh/ssh_host_key -N "" ./ssh-keygen -t dsa -f /etc/ssh/ssh_host_dsa_key -N "" ./ssh-keygen -t rsa -f /etc/ssh/ssh_host_rsa_key -N "" # add /usr/sbin/sshd to rcS echo /usr/sbin/sshd >> /etc/init.d/rcS # install rsync cd .. wget http://buffalo.jp/php/los.php?to=gpl/storage/ls-lgl/100/rsync-2.6.8_arm.tgz tar xzf rsync-2.6.8_arm.tgz cd rsync-2.6.8 cp rsync /usr/local/binということで一通り動くようになった。
動かしてみると、とくに sshでいくつか問題があるみたいだ。
ln -s /etc/ssh/moduli /etc ln -s /etc/ssh/sshd_config /etc ln -s /etc/ssh/ssh_config /etcのようにしてとりあえず回避。あと、ssh_host_rsa_key などが存在しないといわれるので、そちらは sshd_config の設定をいじって回避。
ln -s /usr/bin/ssh /usr/local/bin/sshのようにして回避。
そこそこに使えるようになったので、rsync で速度テスト。細切れのファイルを128Mbytes ほど 転送してみる。
sent 127795888 bytes received 106602 bytes 697016.29 bytes/sec同一のLAN内部で使って 0.7 Mbytes/sec くらい。同一マシン上でやっても 2Mbytes/sec くらいなので、 バックアップマシンとしては十分に使えそうで、よかったよかった。
たしか NAS で Linux server 代わりになるのがあったよなあ、と思って探すと Buffalo の Link Station というのが使えるらしい。LinkStation/玄箱をハックしよう やNAS-Centralあたりにいろいろ書いてある。 そこで、とりあえず 500G くらい入った LinkStation の LS-L500GS というのを買ってみた。
家にかえってとりあえずカーネル入れ換えるかなあ、と思っていろいろ見ていたら NAS-Central の BBSに「LS-LGL はメモリを 16M しか積んでない廉価版。128M 積んでいるLG-GLとちがって まともにサーバーとして使うのは無理」とか書かれていてショックを受ける。カーネル入れ換えとかも メモリが全然たりないらしい。web server とかにするわけじゃないからsshd と rsync だけ動けば 良いんだけど、どうするかなあ・・・
とりあえず cross compiler が必要な気がするので Debian をセットアップしてみる。最近の Linux は、 というか GNOME は便利だなあ。いっそのこと、FreeBSDから乗り換えてしまおうかしらん。
メーカーのホームページをみると
押し入れの奥から妙な音楽が聞こえてきたので開けてみたらそこには異世界が広がっていた、と いう類のお話。主人公は引退後の老人で、ファンタジー世界に行って若者になった彼は 最愛の女を誘拐した悪者を追って世界を渡っていく。話そのものはありきたりで、 ムアコックの主人公から悩みをなくして普通のハードボイルドの主人公っぽくしたかんじ。 それで面白いんだから、かなりレベル高いんじゃないだろうか。
前半では主人公の相棒のキカハという男が事実上の主人公になり、世界のしくみと なりたちを明らかにしていく。後半は彼は後景に退いて主人公が主体的に動き出す。 最後に謎解きをするあたりも読者が自然と気付くように誘導していてうまい。 読み終わって思ったのは、「主人公が観光客っぽいなあ」ということ。 たとえば「ダークホルムの闇の君」という小説ではファンタジー世界がディズニーランドみたいに 観光開発されて、案内人についていくと血の沸くような冒険を体験できる、なんて話が出てくる。 そういう世界の作られた「冒険」みたいなかんじ、できすぎた冒険談という雰囲気をこの小説からは受ける。 この小説は60年代のSFだから古臭いファンタジーのパロディという側面があるはずで、 そのせいで作り物っぽさを感じるのかもしれない。